HOWTO

Apple Musicの音質はどれくらい?高音質にする設定方法を解説

Apple Musicの音質は「高音質」や「ロスレス」、「ハイレゾロスレス」を選択することができます。今回はApple Musicの音質を変更する手順や良い音質で聴くための方法をご紹介します。他サービスとの音質比較もありますので参考にしてみてください。

Apple Musicは毎月定額料金で9,000万曲以上が聴き放題になる音楽ストリーミングサービスです。
Apple Musicは音質を段階的に設定することができ、高音質のロスレスオーディオや空間オーディオも選択することができます。
今回はApple Musicの音質は他サービスと比べて良いのか、また、より良い音質で音楽を聴く方法をご紹介します。

Apple Musicの音質は良いの?

Apple Musicの通常音質はAAC 256kbpsとなっています。まず、「kbps(キロビット毎秒)」とは1秒間に転送されるデータ量を表し、数値が高いほどたくさんのデータを送受信するので音質が良くなります。

また、「AAC(Advanced Audio Coding)」とはファイル形式のことで、元の音源の10分の1程度にデータが圧縮されているのが特徴です。AACはmp3と比べると音質が良いと言われています。

他サービスと音質を比較

次に、Apple Musicの音質とSpotifyやAmazon Musicなど他の定額制音楽配信サービスの音質を以下の表で比較してみましょう。

Apple MusicSpotifyAmazon MusicLINE MUSICYouTube MusicAWA
音質・高音質(AAC 256kbps)
・ロスレス(ALAC 最大24ビット/48kHz)
・ハイレゾロスレス(ALAC 最大24ビット/192kHz)
・低音質(24kbps)
・標準音質(96kbps)
・高音質160kbps)
・最高音質(320kbps/プレミアム)
・AAC 128kbps(Web Player/フリー)
・AAC 256kbps(Web Player/プレミアム)
・SD(最大320kbps)
・HD(最大850kbps)
・Ultra HD(最大3730kbps)
・低音質(64kbps)
・中音質(192kbps)
・高音質(320kbps)
・低音質(48kbps AAC)
・標準(128kbps AAC)
・高音質(256kbps AAC)
・Normal(96kbps)
・High(128kbps)
・Excellent(320kbps)

SpotifyやAmazon Music、LINE MUSIC、AWAなどは最大320kbpsまでの音質を選択することができ、数値上はApple Musicの高音質よりも音質が良いです。
しかし、一般の人の聴覚では256kbpsと320kbpsの音質の違いを聞き分けることは難しく、よほどこだわりがない限りApple Musicの音質が悪いと感じることはないでしょう。

また、Apple Musicには通常音質の他に、CDと同程度もしくはそれ以上の音質であるロスレスオーディオやハイレゾロスレスの楽曲も配信されています。
ロスレスオーディオやハイレゾロスレスが楽しめるサービスは少なく、Apple Musicの魅力の一つであると言えます。

Apple Musicの音質を変更する方法

では実際に、Apple Musicの音質設定を変更する手順をデバイス別にご紹介します。音質は、モバイルデータ回線使用時、Wi-Fi接続時と通信環境に合わせて設定することが可能です。

iPhoneでApple Musicの音質を変更する

まず、iPhoneの「設定」アプリを開きます。

iPhoneの「設定」を選択している画像

「ミュージック」の項目を選択します。

「ミュージック」を選択している画像

「オーディオの品質」を選択します。

「オーディオの品質」を選択している画像

こちらで「ロスレスオーディオ」をオンにすると、音質設定でロスレスオーディオが選択できるようになります。

また、「モバイル通信ストリーミング」「Wi-Fiストリーミング」「ダウンロード」とそれぞれ音質を個別に選択することができますので、一つずつ最適な音質に設定しましょう。

オーディオの品質の設定画面

「モバイル通信ストリーミング」は外出先などWi-Fiがない環境で音楽を再生する際の音質です。
「なし」「高効率」「高音質」「ロスレス」「ハイレゾロスレス」から選択することができますが、通信量を節約したい場合は「高効率」がおすすめです。

モバイル通信ストリーミングの音質設定画面

「Wi-Fiストリーミング」はWi-Fi接続時に音楽を再生する際の音質です。こちらは「ロスレス」や「ハイレゾロスレス」など通信データ量の大きい音質を選択しても問題ないでしょう。

Wi-Fiストリーミングの音質設定画面

「ダウンロード」はApple Musicの音楽をダウンロードする際の音質です。「ロスレス」や「ハイレゾロスレス」を選択すると音質は良いですが、その分デバイスのストレージを使用しますのでお使いの端末の空き容量の様子を見ながら設定しましょう。

ダウンロードの音質設定画面

Android端末でApple Musicの音質を変更する

Android端末でApple Musicの音質を変更する場合は、Apple Musicアプリを使用します。
Apple Musicアプリを開き、右上の「︙」を選択します。

Android版Apple Musicで「︙」を選択している画像

「設定」を選択します。

「設定」を選択している画像

「オーディオの品質」を選択します。

「オーディオの品質」を選択している画像

「モバイル通信ストリーミング」「Wi-Fiストリーミング」「ダウンロード」を選択してそれぞれの通信環境での音質を設定しましょう。

Android版Apple Musicのオーディオの品質設定画面

「モバイル通信ストリーミング」は「高効率」が一番おすすめです。余裕がある場合は「高音質」でも問題ないでしょう。

モバイル通信ストリーミングの音質設定画面

「Wi-Fiストリーミング」はWi-Fi環境でのストリーミング再生時の音質です。

Wi-Fiストリーミングの音質設定画面

「ダウンロード」はApple Musicの楽曲をダウンロードする際の音質です。

ダウンロードの音質設定画面

PCでApple Musicの音質を変更する

PCのApple Musicでも音質を変更することができます。上部メニューから「ミュージック」>「環境設定」を選択します。

PC版Apple Musicで「環境設定」を選択している画像

「再生」の項目を選択すると、ストリーミング時、ダウンロード時別に音質をプルダウンメニューから選ぶことができます。PCの場合、いずれも「高音質」「ロスレス」「ハイレゾロスレス」の3つから選択可能です。

PC版Apple Musicの音質を選択する画面

良い音質でApple Musicの音楽を聴くために

Apple Musicの音楽をなるべく高音質で聴くために、これからご紹介する機能をご活用ください。

ロスレスオーディオの楽曲を聴く

通常音質は元の音源を圧縮してデータサイズを小さくしているので音質の一部に損失が発生しますが、ロスレスオーディオはオリジナル音源をそのまま維持する圧縮形式なのでCDと同じ品質の音楽を楽しむことができます。

Apple Musicは現在多くの配信楽曲がロスレスオーディオに対応しており、設定で「ロスレス」をオンにすれば追加料金なしで高音質の音楽を聴くことができます。

ただし、注意点としてBluetooth接続のイヤホンではロスレスオーディオを再生できないので、有線イヤホンやヘッドホンを使用するようにしましょう。

空間オーディオの楽曲を聴く

Apple Musicの空間オーディオは「ドルビーアトモス」と呼ばれ、従来の2チャンネルのステレオ音源と違い、左右前後に加え頭上からも音が聞こえてくる立体的音響となっています。
そのため、まるでレコーディングスタジオで生の演奏を聴いているかのような臨場感あふれる音楽体験が可能です。

Apple Musicで「ドルビーアトモス」のロゴがついているアルバムは空間オーディオに対応しており、設定で「ドルビーアトモス」の再生を有効にすることで楽しむことができます。

Apple Musicで空間オーディオの音楽を聴く方法については以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

ダイナミック・ヘッドトラッキング機能を使う

ダイナミック・ヘッドトラッキング機能とは、ドルビーアトモスの空間オーディオを再生した際に頭と体の向いている方向に合わせて、音を正しい位置に自動で補正してくれる機能のことです。ダイナミック・ヘッドトラッキング機能をオンにすることで、よりリアルで没入感のある音質を楽しむことができます。

ただし、ダイナミック・ヘッドトラッキング機能は全てのイヤホンに対応しているわけではなく、AirPods ProやAirPods MaxなどApple製のイヤホンでのみご利用可能なのでご注意ください。 

イコライザを調節する

音質そのものには直接影響しませんが、イコライザを調節すると聴き心地が変化するため普段聴く音楽のジャンルが固定されている場合はイコライザの設定をするのもおすすめです。

ここでは、デバイス別にApple Musicのイコライザを設定する方法をご説明します。

iPhoneでApple Musicのイコライザを設定する

iPhoneの場合、「設定」>「ミュージック」>「イコライザ」へと進みます。

iPhoneで「ミュージック」の「イコライザ」を選択している画像

こちらでイコライザのプリセットを選択することができるので、聴く音楽のジャンルに最も近いものを選びましょう。

iPhoneのApple Musicのイコライザ選択画面

Android端末でApple Musicのイコライザを設定する

Android端末でイコライザを設定するには、Apple Musicのアプリを開き、ホーム画面の「︙」から「設定」へと進み、「イコライザ」を選択します。

Android版Apple Musicで「イコライザ」を選択している画像

Android端末の場合はグラフィックイコライザになっているので、ご自分で音域を調節してカスタマイズすることが可能です。もちろん、ジャンル別のプリセットからもお選びいただけます。

Android版Apple Musicのイコライザ画面

PCでApple Musicのイコライザを設定する

PCでイコライザを設定するには、上部メニューの「ウィンドウ」>「イコライザ」を選択してください。

PC版Apple Musicで「イコライザ」を選択している画像

PCもグラフィックイコライザ仕様になっており、「◯」の部分を上下に動かすことで細かく音域を調節することができます。プリセットから選択することも可能です。

PC版Apple Musicのイコライザ画面

Apple Musicの音質に関して注意すべき点

Apple Musicの音質を変更するにあたっては注意しておきたい点があるので、確認していきましょう。

高音質にするほどデータ消費量が大きくなる

Apple Musicは高音質のロスレスオーディオやハイレゾロスレスも楽しむことができますが、音質が良い分たくさんの通信量を消費します。
そのため、モバイル通信環境でのストリーミング再生ではロスレスに設定することは避けたほうがいいでしょう。

音質はダウンロード前に設定しておく

Apple Musicのダウンロード時の音質はダウンロード後には変更できないので、あらかじめ設定しておきましょう。
ダウンロード後に音質を変更したい場合は一度全てのダウンロード楽曲を削除する必要があります。

Apple Musicの音楽は高音質で聴ける|まとめ

Apple Musicの音質は「高音質」設定でAAC 256kbpsで、他にもさらに音質が良いロスレスオーディオやハイレゾロスレスも選択することができます。
音質は通信環境によって、モバイル通信ストリーミング時やWI-Fiストリーミング時、ダウンロード時別に設定することが可能です。

Apple Musicのロスレスやハイレゾロスレスなどの音質をまだ体験していない方は、今なら1ヶ月間無料でトライアルすることができますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。