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Amazonプライム・ビデオはアカウントを家族で共有できる!プロフィールの活用方法や注意点

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Asahi
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Amazonプライム会員のアカウントは家族で共有ができて、プライム・ビデオをはじめとする多くの特典が利用可能となります。みんなで動画視聴を楽しめるのは大きな魅力ですが、共有にあたって気をつけたいポイントも。この記事では、プライム・ビデオを共有する際の注意点や、活用できると便利な「プロフィール」の使い方も解説します。

家族でAmazonプライム・ビデオを共有して動画視聴を楽しめる

動画視聴サービスであるプライム・ビデオは、Amazonプライム会員に登録した人が利用できる特典のうちの一つです。

Amazonアカウントは共有可能なため、プライム会員であるご家族の方が了承してくれれば、みんなでプライム・ビデオを利用できるようになります。

プライム・ビデオを家族で共有するには、プライム会員に登録しているアカウント情報(メールアドレス/パスワード)を各自入力してログインするだけです。ログインできる端末の台数には制限はありません。

ただし、アカウントを共有すると視聴履歴を他の人が閲覧できてしまうという側面もあります。注意点に関しては記事後半で詳しく触れているため、共有する前にご確認ください。

アカウントを共有するなら「プロフィール」機能を活用すると便利

「みんなで一つのアカウントを利用すると、視聴履歴やお気に入り登録した作品が混ざって不便では?」と思った方もいるかもしれません。

しかしプライム・ビデオでは、同一アカウント内で最大6つのプロフィールを作成できます。

ユーザーごとにプロフィールを作成しておくことで、ウォッチリスト(作品のお気に入り登録)や履歴等が混在することなく、快適にサービスを利用できます。

アカウントの共有でできること

Amazon Prime Videoで家族分のプロフィールを作成すると、各ユーザーは以下のことができるようになります。

  • Amazon Prime Videoの見放題作品の視聴
  • ウォッチリストの利用
  • 有料作品の購入およびレンタル(※PINを設定することで制限をかけることが可能)
  • 3台までのデバイスでの同時視聴
  • 動画のダウンロード(※ダウンロード数上限あり)

子アカウントであっても、制限を設定しない限りは親アカウントとほぼ同じ機能を利用することができます。

アカウント共有時に便利!プライム・ビデオでユーザーごとにプロフィールを作成する方法

プライム・ビデオを共有する際にユーザーそれぞれがプロフィールを作成しておくと、サービスの利用がより快適に。プロフィールには各々のアクティビティが個別に登録されるため、ウォッチリスト、シリーズものの作品の進捗状況、おすすめ作品などが混ざってしまうことがありません。

ユーザープロフィールは一つのアカウントにつき最大6つ。そのうち一つは、デフォルトのプライマリプロフィールとなります。

また、プロフィールは大人用と子ども用で分けることができ、子ども用のプロフィールには視聴制限などを設定できます。

Amazonプライム・ビデオのプロフィール作成手順

プロフィールの作成はアプリ/ブラウザともに行えます。基本的なやり方は同じですが、今回はAndroid版アプリを使って解説します。

Prime Videoアプリを開き、右上のアイコンをタップ。

パソコンのブラウザの場合も右上にアイコンがあります。iOS版アプリの場合は下部の「マイアイテム」をタップしましょう。

Prime Videoのプロフィールを作成1

プロフィール一覧を開き、「+プロフィールを作成」をタップ。

Prime Videoのプロフィールを作成2

名前を入力します。アイコン下の「変更」を選択すると、好きなアイコンを選ぶことも可能です。

また、子ども向けにプロフィールを作成する際は「お子様のプロフィールですか?」をオンにすると、年齢(12際以下)に応じたコンテンツが表示されるのでおすすめです。

Prime Videoのプロフィールを作成3

「保存」をタップして作成完了です。

Amazonプライム・ビデオのプロフィールを削除する手順

作成したプロフィールを削除するには、一覧画面で「プロフィールを編集」をタップします。

Prime Videoのプロフィールを削除1

削除したいプロフィール横にあるペンのマークをタップします。

Prime Videoのプロフィールを削除2

編集画面で「プロフィールを削除」をタップ。

Prime Videoのプロフィールを削除3

確認画面で「はい」を選択し、削除完了です。

Prime Videoのプロフィールを削除4

子どものためのプロフィールに年齢制限をかける手順

子ども用のプロフィールに4桁のPrime VideoPIN(パスワード)を設定して、視聴機能制限を設けることもできます。

お子様に成人コンテンツ等を見せたくない場合におすすめの機能です。なお、視聴機能制限はアカウント全体ではなくデバイスごとに適用されます。

ブラウザでAmazonプライム・ビデオのページで「メニュー」を開き、「設定」を選択。

Prime Videoのプロフィールに制限をかける1

「アカウントと設定」のタブを横にスクロールして「視聴機能制限」を選択しましょう。

Prime Videoのプロフィールに制限をかける2

4桁のPrime VideoPINを入力し「保存」を選択します。「PINが変更されました」と表示されればPINの設定が完了です。

Prime Videoのプロフィールに制限をかける3

続いて、年齢制限を設定します。下にスクロールすると現れる「視聴制限」という項目でレートの選択が可能です。

レートは「G」(全年齢対象)、「7」(年長向け)、「13」(ティーン向け)、「16」(ヤングアダルト向け)、「18」(成人向け)の中から選びましょう。鍵マークのついているレートは制限されます。

Prime Videoのプロフィールに視聴制限をかける1

また、PIN認証が必要になるデバイスを設定することも可能です。下の「視聴制限を適用する」で必要なデバイスにチェックを入れ、「保存」をタップすれば完了です。

Prime Videoのプロフィールに視聴制限をかける2

有料作品の購入に制限をかける

レンタル作品や購入作品をお子様が誤って買ってしまわないように、制限することもできます。

制限をかけることで、購入前にPINを入力しないと決済できないようになります。

Prime Videoのプロフィールに購入制限をかける

「購入制限」という項目をオンにしましょう。

ウォッチパーティ機能でプライム・ビデオ作品を共有する方法

Amazonプライム・ビデオのウォッチパーティとは、離れたところにいる家族や友人と同じ作品を一緒にオンライン視聴しながらチャットができる機能のことです。

アカウントを共有しなくてもウォッチパーティのリンクをシェアするだけで利用することができます。

ただし、ウォッチパーティを利用するためには参加者全員がAmazonプライム会員である必要があります。

ウォッチパーティを利用する手順は以下の通りです。

ウォッチパーティで共有したい作品を探して詳細ページを開きます。再生ボタンの横にある「ウォッチパーティ」マークを選択しましょう。

プライムビデオでウォッチパーティのマークを選択している画像

チャット名を入力して「ウォッチパーティを作成」を選択します。

「ウォッチパーティを作成」を選択している画像

「リンクを共有する」を選択します。

「リンクを共有する」を選択している画像

リンクをコピーしてメールやSNSなどで参加者に共有しましょう。

ウォッチパーティリンク共有の画面

Amazonプライム・ビデオを共有する際の注意点

プライム・ビデオのアカウントを複数のユーザーで共有する際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

動画の同時視聴は3台まで

一つのアカウントで同時に動画を視聴できるのは、3台までです。さらに、同じ作品を同時に視聴できるのは2台までという制限もあります。

オーバーしてしまうと、エラーが表示されて動画が視聴できないため注意しましょう。

ダウンロードできる動画は一つのアカウントで25本まで

プライム・ビデオには、コンテンツをアプリに保存してオフライン視聴できるダウンロード機能が備わっています。

だだし、ダウンロードできる本数は一つのアカウントにつき合計25本まで。また、同じ作品を別の端末でダウンロードする際は2台までとなっています。

例えば父親がスマホで5本、母親がタブレットで10本の動画をダウンロードしていた場合、他の人がダウンロードできる動画の本数はデバイスに関わらず残り10本です。

また、このとき父・母の2人が『Dr.スランプ アラレちゃん』の第2話をダウンロードしていると、他の人はこのアニメの第2話をダウンロードできないということになります。

25本以上ダウンロードしようとするとエラーが表示されますので、適宜動画を削除しましょう。

アカウントを共有すると、視聴履歴が見られる可能性がある

視聴履歴はプロフィールごとに記録されますが、ユーザープロフィールにはロックがかけられません。

つまり、プロフィールさえ切り替えてしまえば、アカウントを共有している人なら誰でも視聴履歴を閲覧できてしまいます。

視聴履歴を見られたくない場合は、記録をこまめに削除しましょう。詳しい手順は以下の記事で解説しています。

個人情報の取り扱いに注意

アカウントを共有すると、メールアドレスや住所等の個人情報が相手に知られてしまいます。

さらに、アカウントを共有された人はショッピングも利用できるため、極端なことを言うと勝手にお買い物をされてしまうリスクもあるということになります。

情報管理やトラブル防止の観点から、アカウント共有は同居家族のみで行うことを推奨いたします。

有料作品の料金はアカウント契約者に請求される

アカウントを共有している家族の誰かが有料のレンタル・購入作品を購入すると、アカウントの主契約者に料金が請求されます。特に、お子様とアカウントを共有している場合は、誤って有料作品を購入してしまわないためにも購入制限をオンにしておくことをおすすめします。

Amazonプライムの家族会員ではプライム・ビデオは利用できない

Amazonプライムには「家族会員」というシステムがあり、同居家族2名までを招待してプライム会員の一部特典を共有できます。

この方法であればご自身のパスワードを知らせることなく特典を共有できますが、プライム・ビデオは共有できる特典に含まれていません。共有できる特典は以下の通りです。

■お急ぎ便、お届け日時指定便が無料
■特別取扱商品の取扱手数料が無料
■プライム会員限定の先行タイムセールが利用できる
■提携のネットスーパーが利用できる
■Amazonフレッシュが利用可能となる

なお、家族会員に招待するための手続きはパソコンのブラウザから行います。

「アカウント&リスト」から「プライム」を選択し、「プライム特典を共有する」で招待したい家族の名前とメールアドレスを入力して登録案内を送りましょう。

招待された家族は、送られたメールからリンクにアクセスしてご自身のアカウントにログインします。

まとめ

Amazonのプライム会員アカウントを共有することで、家族もプライム・ビデオの視聴が可能となります。同時視聴できるデバイスは3台までです。

ユーザープロフィールを作成すると、家族それぞれが視聴履歴やおすすめ作品を管理できるため、こちらもぜひ活用しましょう。お子様用のプロフィールは表示されるコンテンツが年齢に応じて最適化される上に、視聴制限や購入制限をデバイスごとに設けられるため安心です。

プライム会員が同居家族にいるご家庭は、ぜひみなさんでプライム・ビデオを利用してみてください。

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