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Apple MusicのVoiceプランとは?料金や他のプランとの比較・できることなど詳細解説!

Apple Musicの新プランとして2021年に登場したVoiceプラン。「格安で聴き放題ってホント?」「どんなことができる?できない?」など、後発のプランなだけに気になることが多いですよね。そこで今回はApple MusicのVoiceプランを詳しくご紹介します。

Apple Music Voiceプランとは?

Apple Music Voiceプランとは、2021年秋に発表されたApple Musicの第4のプランです。
月額480円で9,000万曲以上あるApple Music内の全ての楽曲が広告なしで聴き放題になっています。Apple Musicの個人プランは月額980円ですので、半額以下で全曲聴き放題は魅力的です。

このApple Music Voiceプランの最大の特徴は、iPhoneやHome Pod miniなどのApple製品に搭載されているSiriを通じて操作を行う点。
Siriに「Hey SIri、◯◯をかけて」とリクエストするだけで音楽を再生することが可能です。

Apple Musicの他プランとの違いは?

Apple MusicにはVoiceプラン以外にも、個人プラン、ファミリープラン、学割プランが用意されています。
以下の表でサービス内容を比較してみましょう。

Apple MusicVoiceプラン個人プラン学生プランファミリープラン
月額料金480円980円580円1,480円
楽曲数9,000万曲以上9,000万曲以上9,000万曲以上9,000万曲以上
広告非表示
フル再生
プレイリストの作成
ダウンロード/オフライン再生
歌詞表示
MVの再生
ロスレス・空間オーディオ
利用可能人数1人1人1人6人まで

Voiceプラン以外のプランは月額料金と利用可能人数以外のサービス内容は同じなのに対して、Voiceプランは利用できる機能にいくつか制限があります。

Voiceプランは音声アシスタントのSiriに特化したプランのため、画面上での操作が必要な機能は利用できません。
例えば、プレイリストに関しては「Hey Siri 、◯◯のプレイリストを流して」とリクエストすればプレイリストを順に流すことは可能ですが、プレイリストの作成はできない、といったように音楽を流す以外の機能は使用できないと考えてよいです。
したがって、通勤・通学中やカフェなどの静かな場所で利用する方は画面上での操作ができないVoiceプランは不向きということになります。

Siriで操作することやスマホへの楽曲のダウンロードができないことから、自宅などのWi-Fi環境で音楽を聴く人に適したプランとなっています。

Apple Music Voiceプランでは何ができる?

Apple MusicのVoiceプランでできることはシンプルで、Siriに聴きたい音楽をリクエストして流すことだけです。画面上での操作がないので、音楽を簡単に楽しむことができます。

再生中の楽曲の操作

音量の調整や次の曲への移動など、音楽を再生中にできる操作はいくつかあります。

  • 再生
  • 一時停止
  • 音量調整
  • 次の曲・前の曲への移動
  • シャッフル
  • AirPlayの接続

これらの操作は「Hey Siri、音量を上げて」や「Hey Siri、この曲をスキップして」といったようにSiriを通じて可能ですが、ロック画面やアプリの画面上でもできます。

Apple Musicの再生画面

これ以外の機能については、アイコンは存在するもののタップしても「接続できません」の表示に切り替わるのみで、使用はできません。

好きな楽曲やアルバムの再生

お気に入りの楽曲や聴きたい楽曲をピンポイントで指定して再生することができます。

Siriに「Hey Siri、◯◯(アーティスト名)の◇◇(楽曲名またはアルバム名)を流して」や「Hey Siri、◯◯の新しいアルバムをかけて」というようにリクエストすると、自分で検索せずともSiriが見つけ出し、再生してくれるのです。

気分や雰囲気に合ったプレイリストの再生

Siriに今の気持ちやその場のムードなどを伝えると、その時に合った楽曲を選曲し再生してくれます。

「Hey Siri、リラックスできる曲を流して」や「Hey Siri、元気になれるプレイリストをかけて」など、その時に聴きたい雰囲気の曲をリクエストしてみましょう。

好きなジャンルのプレイリストの再生

楽曲やアルバムを指定するのではなく、年代やジャンルを指定して再生することも可能です。

Apple Musicには30,000以上のプレイリストが存在しますが、「Hey Siri、最新のJ-POPをかけて」や「Hey Siri、80年代の邦楽ポップを流して」といったように具体的に年代とジャンルを指定することでより自分の聴きたい楽曲に近いプレイリストを流してくれます。

再生中に気になった楽曲があった場合は、「Hey Siri、この曲のタイトルは?」や「Hey Siri、この曲を歌っているのは誰?」と質問してみてください。Siriがきちんと答えてくれます。

ユーザーの好みに合わせた楽曲の選曲

Apple Musicでは、ユーザーの視聴傾向によっておすすめの曲や好みに似たテイストの楽曲、アーティストをまとめたものをステーションと言います。

ステーションはVoiceプランでも聴くことができるので、「Hey Siri、私のステーションを流して」とリクエストすると好みの曲をエンドレスでかけてくれ、自分だけのラジオのような感覚で聴けるのです。
「Hey Siri、私の好きそうな曲をかけて」とリクエストしても同様にステーションを流してくれます。

Apple Musicを使えば使うほどステーションの精度は上がりますので、どんな曲をおすすめしてくれるのかも楽しみの一つ。

Apple Music Voiceプランのメリット・デメリットは?

ここからは、Apple Music Voiceプランを使うメリットとデメリットについても解説していきます。

メリット

月額料金が安い

先述の通り、Apple Musicの個人プランは月額980円なのに対し、Voiceプランは月額480円です。
同じApple Music内の全楽曲が聴き放題のプランであるということにフォーカスを当てると、月額料金が500円も安くなりますので、大きなメリットと言えます。

手で操作する必要がない

Voiceプランというネーミング通り、Siriを通じて音声で操作をすることもメリットになります。
自宅で家事や作業をしていて手が離せない場合や、仕事中などで画面に目を向けられない場合などはSIriに話しかけるだけで操作できるので、便利です。

デメリット

Siriでしか操作ができない

メリットでもありますが、デメリットでもあります。Siriでしか操作できないので電車の中やカフェの中など、人前で楽曲のリクエストをすることができません。

また、反応が悪かったり英語の発音が悪いと、なかなか思ったように音楽を再生してくれないこともあります。
通常であれば音声で検索できなくてもアプリで検索できますが、Voiceプランの場合はそうはいきません。何度かチャレンジするか、その曲を諦めるしかないのです。

ほとんどの機能が使えない

Voiceプランで聴けない楽曲はありませんが、月額料金が安い分、使えない機能が多いです。

  • プレイリストの作成ができないので、お気に入りの曲をまとめることができない。
  • ダウンロードができないので、Wi-Fi環境でないとデータ通信量を多く消費してしまう。
  • 歌詞表示ができないので、気になる歌詞があってもすぐに確認できない。
  • 空間オーディオやロスレスオーディオに対応しておらず、聴けるのは標準音質のみ。

このようにデメリットの方が多く挙げられますが、普段から外出先やWi-Fi環境以外では音楽を聴かない人、Home PodやHome Pod miniだけで音楽を聴く人にはおすすめできるプランです。

Apple Music Voiceプランが使用できるデバイスは?

Apple Music VoiceプランはSiriを通した操作となるので、Apple製のデバイスでのみご利用いただけます。Apple Music Voiceプランが利用できるデバイスの一覧は以下の通りです。

・iPhone
・iPad
・Mac
・Apple Watch
・Apple TV
・HomePod mini
・AirPods
・CarPlay

Apple Music Voiceプランがおすすめできる人

Apple Music Voiceプランは自宅でスピーカーから音楽を聴くという方におすすめです。
Siriに話しかけるだけでハンズフリーで操作ができるので、家事の合間やバスタイムなど手が離せない時でもBGMとして気軽に音楽を楽しむことができます。

逆に外出先でイヤホンからよく音楽を聴くという方や、プレイリストを作成したい方、じっくり歌詞を見ながら音楽を聴きたいという方にはあまり向いていないでしょう。

Apple Music Voiceプランの登録方法

Apple Music Voiceプランの登録方法は非常に簡単です。

「Hey Siri、Apple Music Voiceプランを開始」とSiriにリクエストする。

これだけでVoiceプランの7日間の無料体験が始まります。7日間経過した場合も自動更新はされません。
お試し期間終了後もプランの継続を希望する場合は、iPhoneの「設定」→「アカウント」→「サブスクリプション」よりサブスクリプションの登録をしましょう。

月額480円ですが、さらに無料トライアルがあるので最初の1ヶ月は無料です。無料トライアル後は自動更新されますがいつでも解約できます。

SiriにVoiceプラン開始のリクエストをしてもうまく開始できない場合は、最新バージョンのソフトウェアにアップデートされているか確認してみてください。Apple Music VoiceプランはiOS/iPadOS 15.2以降から利用可能です。

また、Siriにリクエストをして登録する以外にも、Appleの公式サイトからでも無料体験はできます。

Apple Music Voiceプランを使うためにSiriを有効にする手順

Apple Music Voiceプランに登録したら、早速Siriを有効にして音楽を聴き始めましょう。

iPhoneのSiriをオンにするには、まず「設定」を開きます。

iPhoneの「設定」アプリを選択している画像

「Siriと検索」を選択しましょう。

「Siriと検索」を選択している画像

「”Hey Siri”を聞き取る」をオンにしましょう。これでApple Music VoiceプランがiPhoneで利用できるようになります。

「”Hey Siri”を聞き取る」を選択している画像

Apple Music Voiceプランに似たサービスは他にある?

Apple Music Voiceプランと同じように音声アシスタントに話しかけるだけで音楽が再生できるサービスとしてAmazon Musicのワンデバイスプランがあります。
以下の表でApple Music VoiceプランとAmazon Music ワンデバイスプランでできることを比較してみましょう。

Apple Music VoiceプランAmazon Music ワンデバイスプラン
月額料金480円480円
配信楽曲数9,000万曲以上9,000万曲以上
音声アシスタントSiriAlexa
利用可能デバイス1台のApple製品1台のAmazon EchoもしくはFire TV端末
プレイリスト作成
オフライン再生
歌詞表示

Apple Music VoiceプランもAmazon Music ワンデバイスプランも料金は月額480円と同じで聴ける楽曲数にも違いはありません。
ただし、Amazon Music ワンデバイスプランはApple Music Voiceプランとは異なりプレイリスト作成が可能です。
また、使用する音声アシスタントもApple Music VoiceプランはSiriですが、Amazon Music ワンデバイスプランはAlexaなので、普段使っている端末に合わせて選ぶと良いでしょう。

まとめ

今回は、Apple Musicの第4のプランであるVoiceプランについてご紹介しました。9,000万曲以上あるApple Music内の楽曲全てを月額480円で楽しむことができます。

個人プランと比較すると使用できない機能はありますが、全ての操作を音声アシスタントのSiriだけで操作できるので、作業中など手や目を離せない時にはとても便利です。

自宅などのWi-Fi環境で手軽に音楽を楽しみたいという方にはぴったりのプランなので、気になった方は7日間の無料体験から始めてみましょう。

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