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無料版Spotify完全ガイド!メリットデメリット、使い方のコツ紹介

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Asahi
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Spotifyは多くの楽曲を無料で聞けます。ここでは、Spotify無料プランの使い方を徹底解説するとともに、有料プランとの違いについてなども解説します。

Spotifyは、多くの楽曲を無料で聞くことが可能です。さらに基本的な機能はすべて無料で使用でき、聞ける楽曲数も制限ありません。

今回はSpotify無料プランの使い方だけでなく、有料のPremiumプランとの違いまで徹底解説します。

Spotify 無料プランのメリット

Spotifyは無料プランでも下記のように多くの内容が充実しています。ここでは、その中でも主要なメリットについて解説します。

1億曲以上が聴き放題

Spotifyは1億曲以上という多くの楽曲があり、無料プランでもすべての利用が可能です。Spotifyは海外の企業であるものの、多くの邦楽や新曲も聞く事ができます。

楽曲のフル尺再生ができる

無料プランでも楽曲のイントロ・サビだけでなく、フルでの再生が可能です。しかし、アプリ版では楽曲の選択はできないため、すべての楽曲がシャッフル再生になるため、注意が必要でしょう。

プレイリストを作成できる

無料プランでもプレイリストを作成できます。ただプレイリストに入れた曲を、限定して再生することはできません。Spotifyが独自で判断したターゲットに近い楽曲が間に再生されます。

歌詞の閲覧ができる

歌詞を見ながら音楽を聞けるため、歌詞を理解して楽曲の内容をより深めたり、カラオケの練習などができます。それだけでなく、歌っているところを自動で追いかける機能もあることが特徴です。

多くのデバイスに対応している

Spotifyは、下記のように多くのデバイスで楽曲を聴くことが可能です。

  • スマホ(iPhone、Androidなど)
  • タブレット(iPad、Android、Amazon Fireなど)
  • パソコン(Mac、Windowsなど)
  • テレビ(Amazon Fire TVシリーズ、Chromecast、Apple TVなど)
  • ゲーム機(PS3、PS4、Xbox Oneなど)
  • スマートディスプレイ(Google Nest Hubシリーズ、Amazon Echo Showシリーズなど)
  • スマートスピーカー(Amazon Echoシリーズ、Google製、Apple HomePodなど)

音が出るデバイスであれば、Spotifyは対応していると考えてもよいほど、多くのデバイスに対応しています。また、アカウントは1つもっているだけで、すべてのデバイスに接続可能なので、気軽に使用できます。

PCなどでオンデマンド再生が可能

2021年1月のアップデート以降、スマートフォンなどのモバイルデバイスでは、シャッフル再生のみにもかかわらず、PC・タブレットなどでは今までできなかったオンデマンド再生が可能になりました。

音質を選べる

音質は下記にわかれており、自由に設定できます。

  • 自動: ネットワークの接続状況に合わせて自動で音質を調整
  • 低音質:約24kbps/秒
  • 標準音質:約96kbps/秒
  • 高音質:約160kbps/秒
  • 最高音質:約320kbps

この中で、最高音質のみ有料プランになります。

バックグラウンド再生が可能

Spotifyは無料プラン会員もバックグラウンド再生をすることができるため、デバイスの画面をロックしたままでも音楽を聴くことができます。他のアプリを操作しながらでもSpotifyの音楽を流し続けることが可能です。

Spotify限定のアーティストのビデオシングルシリーズが視聴可能

Spotifyでは2022年7月から国内アーティストの撮り下ろしパフォーマンス映像が楽しめるビデオシングルシリーズ「Go Stream」の配信がスタートし、無料プランの会員でもここでしか見ることができないスペシャルな動画を楽しむことができます。

ビデオシングルシリーズの第1弾アーティストはVaundyとずっと真夜中でいいのに。で、2022年9月にはさらに3組のアーティストの公開が予定されています。

通常の音源やミュージックビデオとは一味違った音楽の楽しみ方ができる点がSpotifyのビデオシングルシリーズの魅力です。

無料プランとSpotify Premium(有料プラン)の違い

Spotifyの無料プランと有料のPremiumプランの違いは下記の表の通りです。

SpotifyFree(無料)プランPremium(有料)プラン
月額料金無料・Standard:980円
Student:480円
Family:1,580円
Duo:1,280円
楽曲数1億曲以上1億曲以上
フル再生
スキップ1時間に6回まで無制限
オフライン再生
好きな曲を選択して再生
バックグラウンド再生
歌詞表示
プレイリスト作成
グループセッション
プレイリスト拡張
音質低音質〜高音質低音質〜最高音質
音声広告ありなし

Spotifyは、無料プランとは異なり、有料プランとして『Premium』があります。Premium Standardプランは、3ヶ月間の無料体験期間があり、その後月額980円で利用可能です。

Spotifyは無料プランでも多くの機能がありますが、有料のPremiumプランに登録すると、下記の機能が利用できるため、さらに便利に使用できます。

シャッフルプレイが解除

無料プランのアプリ版Spotifyでは楽曲を再生する順番を好きに調整できませんが、有料プランではシャッフルプレイが解除されるため、自分が好きなように楽曲の順番を設定できます。

広告表示がない

無料プランの場合、広告収入によって運営されているため、楽曲の間に定期的に広告が挟まりますが、有料プランでは広告が一切なく、自分の好きな楽曲を集中して聴くことができます。

オフライン再生が可能

Spotifyはストリーミング型の音楽サービスのため、電波の弱い場所では楽曲が途切れる場合があります。また、Wi-Fi環境がない場合はデータ通信量を消費します。

しかし、有料プランではオフライン再生のダウンロード機能が利用できるため、Wi-Fi環境で曲をダウンロードすれば、データ通信量を気にせずに楽曲を聞くことが可能です。

ただし注意点として、オフライン再生には30日間の再生期間制限があり、その期間を超えてインターネットに接続しないでいると、曲を再度ダウンロードする必要がでてきます。

スキップが無制限になる

無料プランの場合、スキップは1時間に6回までという制限がありますが、有料プランにアップグレードするとスキップ回数が無制限になります。また曲のプレイバックも可能になり、前の曲に戻って再生することもできます。

最高音質まで選択できる

無料プランでは、選択できる音質は高音質までですが、有料プランでは最高音質まで選択可能です。
最高音質のビットレートは320kbpsと、高音質(160kbps)の2倍の数値になります。

グループセッション機能が使えるようになる

グループセッションとは、他のSpotifyユーザーの友達を招待してリアルタイムで一緒に同じ音楽が聴ける機能のことです。ただし、招待するユーザーも招待されるユーザーも有料プラン会員であることが条件となります。

プレイリストの「拡張」ができるようになる

有料プランの方はSpotifyで作成したプレイリストの「拡張」を行うと、Spotifyが選曲したおすすめの楽曲をプレイリストに追加することができます。

既にプレイリストに追加されている楽曲やアーティストのテイストに似た楽曲が自動で選ばれるので、自分好みの新しい音楽に出会うきっかけにもなります。

Spotifyのデメリット

Spotifyはさまざまの機能が利用できるためメリットの方が多く存在します。しかし、少なからずデメリットも存在するのです。

今回は、わずかに存在するSpotifyのデメリットについて解説します。

高校生以下は学割プランの対象外

Spotifyには学割プランがあり、月額480円で有料プランを使用できます。

学割は一般的に学生であれば誰でも利用可能と思われますが、Spotifyでは高校生以下が学割プランの対象外となっているので注意が必要です。

楽曲がつながらない・途切れる場合がある

少ない事例ではありますが、Spotifyがつながらない・途中で音が切れるなどの報告が少なからず存在します。特に、通信環境・時間帯・使用するデバイス・アプリのバージョンなどが原因で生じると考えられます。

しかしSpotifyは不具合などがあった場合、迅速にサポートしてくれるので安心して使用できるでしょう。

ミュージックビデオなど動画コンテンツが少ない

Spotifyにはミュージックビデオは配信されておらず、他の音楽アプリと比べると動画コンテンツが少ない印象です。

しかし、ビデオシングルシリーズの「Go Stream」など独自のコンテンツは増えつつあり、今後新しい映像コンテンツも追加されていく可能性はあります。

Spotify 無料プランの活用方法は?

こちらでは、無料で使える範囲で、Spotify無料プランの活用方法をいくつか提案します。

ラジオのように聞き流す

無料プランは自宅での作業BGMとして、ラジオのように聞き流すのに向いています。シチュエーション別・ジャンル別のプレイリストも豊富にあるので、ワークアウト中に聴いたり、お風呂に浸かりながら聴いたりと活用できる場面は多くあります。

新しい音楽を探すために使う

無料プランでも「Daily Mix」や「Discover Weekly」などユーザーのテイストに合わせて自動作成されたプレイリストを聴くことができます。これらのプレイリストを聴いていくことで、自分好みの新しい曲やアーティストに出会える可能性が高まります。

ドライブ中のBGMに

SpotifyはAmazon AlexaやSiriでも操作することができ、ハンズフリーでの操作も可能なので運転中で手が離せない時でも声でコントロールできます。ドライブ中にかけるBGMとしてSpotifyの無料プランを活用するのも使い方の一つです。

インタビュイー画像

Asahi(SABUSUKU style編集部):

iPhoneならCarPlay、Android端末ならAndroid AutoでカーステレオにSpotifyを接続することが可能です。スマートフォンが車のBluetoothに接続されると自動で運転中モードになり、大きな再生画面がカーディスプレイに表示されます。ただし、運転中に画面を操作するのは危険を伴うので、必ず停車中に操作するか、音声アシスタントを使って操作するようにしましょう。

SNSで友達とシェアするために使う

Spotifyで再生した楽曲はInstagramやXなどSNSにシェアすることもできます。友達にリンクを送ったりして楽曲を一緒に楽しむ事も可能です。

Spotify以外のサービスの無料プランとの比較

Spotify以外の音楽ストリーミングサービスにも無料プランがあります。ここでは主要な音楽ストリーミングサービスの無料で利用できるプランの機能や楽曲数を比較してみましょう。

サービス名SpotifyAmazon Music FreeLINE MUSICYouTube MusicAWA
楽曲数1億曲以上非公開1億曲以上1億曲以上1億4,000万曲以上
フル再生30秒まで90秒まで
選曲✕(PCは可)
バックグラウンド再生
歌詞表示
オフライン再生
プレイリスト作成
スキップ1時間に6回まで1時間に6回まで
広告ありありなしありなし

他サービスの無料プランと比較したSpotifyの無料プランの魅力としては全曲フル再生ができる点、バックグラウンド再生やプレイリスト作成も可能などできることの幅が広い点にあります。

また、スマホアプリ版Spotifyだと選曲はできないものの、PCから利用すれば好きな楽曲を指定したりプレイリストの曲順通りの再生も可能です。

「無料でも音楽はフルで楽しみたい」「自分だけのプレイリストを作りたい」という方にSpotifyの無料プランはおすすめです。

インタビュイー画像

Asahi(SABUSUKU style編集部):

「全ての配信曲がフル再生対応」+「バックグラウンド再生可能」+「プレイリスト作成可能」という点では、Spotifyの無料プランが一番実用的な無料音楽アプリです。まずは無料プランを使ってみて、「アルバムを曲順通りに聴きたい」「オフラインでも再生できるようにしたい」と思ったらPremiumプランの無料トライアルをお試ししてみるのがオススメの使い方です。

Spotifyの無料プランへ登録する方法

Spotifyの無料プランへの登録手順は下記の通りです。

[1] App Store・Google Play StoreからSpotifyのアプリをダウンロード
[2] Spotifyのアプリを起動し、会員登録をします。その際、Facebookアカウントをもっていれば、そのアカウントを使用してログインできます。Facebookアカウントを使いたくない・もっていない場合は新規登録から登録します。

とても簡単に登録できるので是非試してみてください。

よくある質問

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なぜSpotifyは無料でも使えるの?

無料プランには音声広告が挟まれるので、広告収入によって得た利益がアーティストに一部還元されています。

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無料プランでもポッドキャストは聴ける?

無料プランでもポッドキャストをお聞きいただけます。ポッドキャストは楽曲と違って無料でも再生したいエピソードを自由に選択することができ、再生速度も変更可能です。

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無料トライアルは2回目も体験できる?

Spotifyの無料トライアルは最初の登録のみ適用されます。2回目以降の登録では初月から利用料がかかりますのでご注意ください。

Spotifyは無料プランでも充実した機能がある

今回ご紹介したように、Spotifyは無料プランでも充実した機能を兼ね備えており、十分楽曲を楽しむことが可能です。

少しでも気になった方は、解説したように登録も簡単にできるためぜひ一度ご使用ください。

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