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トヨタKINTOとは?新車のサブスク、メリット・デメリット徹底解説

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Asahi
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トヨタが提供している車のサブスクサービス『KINTO(キント)』についてご紹介。サービスの特徴や注意点、メリット・デメリット、競合サービスとの違いも徹底解説していきます。

トヨタKINTOとは

トヨタKINTOとはトヨタが提供している車のサブスクリプションサービスのことです。

従来までの車のあり方とは違い、車を所有するのではなく利用することが目的とされ、月々定額の支払いで車を利用することができます。

車のサブスクは、トヨタが提供しているKINTO以外にも様々なサービスがありますが、KINTOにはどのような特徴があるのでしょうか。

・KINTOについて
・KINTOの取り扱い車種
・料金体系

それぞれ詳しく確認していきましょう。

KINTOについて

KINTOは、月々定額で人気のあるトヨタ車、レクサス車に乗ることができるサービスです。2019年にトヨタのサブスクサービスとして株式会社KINTOが設立されサービスが開始されました。

車の所有ではなく利用へとシフトしている時代に合わせて、利用することを前提としながらも気軽に乗り換えられるサービスとして展開しています。

KINTOの取り扱い車種

2023年8月現在、KINTOではトヨタ車から15車種、レクサス車から4車種、合計19車種を取り扱っています。

KINTOの取り扱い車種の特徴として挙げられるのが、人気車種が新車で乗れる点です。例えば、先日新車が発表されたアルファードやヴェルファイアが受注開始当日に完売し受注終了という情報もありましたが、KINTOであればこのように売り切れてしまう車種でも新車で乗ることができるのです。

購入できなくても乗ることができるのは、トヨタが展開しているサブスクならではの利点といえるでしょう。

KINTOの取り扱っている車種は新車のため、中古車よりも手にした時の満足感や高揚感は高まることでしょう。

また実用面で見ても、最新の車種を扱っているため安全装備や安全性能も中古車よりも優れています。

料金体系

KINTOから提供されているプランは「KINTO ONE」「KINTO ONE 中古車」「KINTO ONE bZ4X専用プラン」「KINTO for LEXUS」「KINTO Unlimited」の5つに分けられます。

一般的にKINTO ONEを利用する方が多いですが、利用する車種や車の状態によってプラン、料金体系が変わります。

詳しくは以下の表をご確認ください。

サブスクの種類対象車
KINTO ONEトヨタの新車が対象
KINTO ONE 中古車トヨタの中古車が対象(東京・名古屋で展開中。今後拡大予定)
KINTO ONE bZ4X専用プラン電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象
KINTO for LEXUSレクサスの新車が対象
KINTO Unlimited」KINTO ONEにアップグレード・コネクティッドが可能

またKINTOではニーズに合わせて「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」の2つのプランを選択できます。

初期費用フリープランは、初期費用0円で気軽に乗り始められるため、手持ちのお金が少ない方でも費用を気にせず車に乗れます。

解約金フリープランでは、いつ解約しても解約金が0円なので、車を手放したり乗り換えるタイミングを解約金に縛られず自由に決められます。

転勤が多い方や子供の成長に合わせて気軽に解約できるため、今後生活スタイルが変わる可能性がある人にもおすすめできるプランです。

KINTOはオトク?他社サブスク、新車購入と比較

購入以外の様々な方法で車に乗れるようになりましたが、KINTOを利用することはユーザーにお得なのでしょうか。

また、他社が展開しているカーリースや新車購入と比較して、どのような面で違いがあるのかも気になるところでしょう。

・保険等級が低い人ほどオトク!?
・月額利用料に消耗品も含まれる
・契約から納車まで最短1.5ヶ月

KINTOの特徴を踏まえて解説していきます。

保険等級が低い人ほどオトク!?

KINTOは、保険料が月額料金に含まれているという特徴があります。つまり、自身で任意保険に契約するわけではなく、保険の契約者はKINTOとなります。

そのため、一般的な保険料の仕組みのように年齢や保険等級に影響されず、定額を支払うだけで保険を利用できるのです。

若い方だと保険料が高いため車の購入を悩んでいる場合もあると思いますが、KINTOを利用すれば保険料を心配する必要はありません。

KINTOの保険料は定額であることから保険等級が低い人ほど恩恵が受けられるので、車を購入して高い保険料を払うよりも、KINTOでサブスク利用することで保険料の支払いをお得にできるでしょう。

また、一般的にカーリースだと月額料金に任意保険は含まれないため、KINTOとカーリースの相違点といえるでしょう。

月額利用料に消耗品も含まれる

KINTOではバッテリー・オイル・タイヤなどの消耗品交換も月額の使用料金に含まれています。

仮に車が故障してしまった場合でも、修理代も月額料金に含まれているので気にする必要はありませんし、ロードサービスや代車の手配も可能なため万が一の場合でも安心です。

車を購入した場合、車検の支払いが想像以上に膨らんでしまうこともありますが、KINTOではマイカーにかかる費用を全て月額料金に含めているため、急な出費を気にする必要もありません。

他社サブスクやカーリース会社では、利用料に消耗品が含まれることはほとんどありません。

KINTOだと利用料金はカーリースより高くなってしまいますが、その分消耗品全てが利用料に含まれているなど、手厚いサービスが受けられます。

契約から納車まで最短1.5ヶ月

本来新車を購入した場合、登録から自動車保険の契約手続き、自動車税の支払いなど手間がかかりますが、KINTOを利用すれば申し込みは全てWEB上で完結します。

申し込みが完了してから販売店で車を受け取るまで、最短で1.5ヶ月となります。ただし、車種によって注文状況によっては1.5ヶ月以上かかる車もあるため注意が必要です。

新車で購入してもカーリースした場合でも、納車期間は1ヶ月から3ヶ月程度が相場です。

車種にもよりますが、KINTOは自社の車をサブスクで取り扱っていることから、相場より少し早めに納車されるようです。

また販売店で申し込むと店舗ごとに納期の違いがあり、WEBでの申し込みよりも納車までに時間がかかる場合が多いです。

WEBでの申し込みだと納期の目安を確認しながら手続きが進められ、納車も早いので一石二鳥といえるでしょう。

KINTOの特徴と注意点

続いてKINTOの特徴と注意点を確認していきましょう。

近年カーリースは一般的になり利用する人も増えていきましたが、車のサブスクであるKINTOとカーリースは似て非なるものなので、正しく理解しておきましょう。

・毎月定額で新車に乗れる
・利用に必要なものは駐車場とガソリン代のみ
・3年、5年、7年の契約プラン
・事故時も安心の任意保険加入
・中途解約時は解約金が発生
・車両破損時は修理費がかかるケースも

それぞれ詳しく掘り下げていきます。

毎月定額で新車に乗れる

毎月定額でトヨタの新車に乗れるのがKINTOの大きな特徴です。

新車で購入することが厳しかったり、すぐに売り切れてしまうような車種でもKINTOでは選択できます。

KINTOは中古車も扱っていますが、多くのユーザーが利用しているKINTO ONEでは新車で用意されるため設備もしっかり備わっています。

毎月定額と謳っているカーリース会社であっても、突然の出費は発生するものです。

ですが、KINTOは車にかかる費用のほとんどが月額料金に含まれているため、ライフプランを設計したい人にも安心です。

利用に必要なものは駐車場とガソリン代のみ

KINTOのサブスク利用で必要なのは駐車場代・ガソリン代のみです。

カーリースや車のサブスクは月々定額で利用できますが、KINTOほど定額料金にたくさんのサービスが汲み込まれているのは非常に珍しいです。

そのためKINTOで車に乗る場合は必要最低限の駐車場代・ガソリン代の2つのみで構いません。

生活リズムが大幅に変わらない限り、駐車場代もガソリン代も跳ね上がることがないので、家計収支の面から見てもありがたいポイントといえるでしょう。

3年、5年、7年の契約プラン

KINTOの初期費用フリープランでは、3年、5年、7年のいずれかを契約期間として選択することになります。

車を乗り換えたくなった場合でもお得に乗り換えることができる「のりかえGO」というサービスがあります。

3年プランの場合は契約から18ヶ月以降から契約が満了する4ヶ月前まで、5年プラン、7年プランの場合は36ヶ月以降から契約が満了する4ヶ月前までに申し込めば、一定の手数料を支払うことで乗り換えが可能です。

一方、解約金フリープランだと初回契約は3年のみになります。契約満了後は同じ車に再契約することも可能で、その場合月々の利用料が最大30%抑えられます。

解約金が0円なので、車を手放す可能性がある人におすすめのプランですが、乗り慣れた車に長年乗り続けたい人にもおすすめできるプランです。

事故時も安心の任意保険加入

カーライフを楽しむ多くの人が任意保険に加入していますが、KINTOは月額料金に任意保険料が含まれているため自ら任意保険料を支払う必要がないのが大きな特徴です。

前述したように、KINTOの場合保険料は年齢や保険等級に影響されませんが、これはKINTOの任意保険等級に影響されない団体保険のためです。

保険料は高くなりがちな若い方や等級の低い方にとって非常にお得なサービスです。

また、KINTO ONEで契約した車の保険は誰が運転しても任意保険の保証対象になるので、家族で利用したり、友達との旅行にもうってつけといえるでしょう。

ただし注意点として、等級が引き継ぎできないことが挙げられます。等級という概念がないため等級を引き継ぐこともできません。

20等級に近い35歳から50歳前後の人はKINTOの保険の恩恵を受けられない可能性があります。

中途解約時は解約金が発生

KINTOで初期費用フリープランを利用した場合、中途解約する際に解約金が発生します。

中途解約金として、追加精算金と残利用料の2種類の支払いが必要になります。

追加精算金は6ヶ月ごとに契約が自動更新され、更新される度に追加精算金が減っていく仕組みになっています。

6ヶ月ごとの更新で残利用料の金額も決まりますが、タイミングによっては残利用料がかなり膨れ上がってしまう可能性があります。

例えば月額利用料が30,000円の場合、契約月数12ヶ月目で解約すれば残利用料は0円ですが、契約月数7ヶ月目で解約すれば30,000円×5ヶ月分=150,000円となり、残利用料が非常に高くなってしまうのです。

そのため解約する場合は、解約金が安く抑えられる6ヶ月単位で検討することをおすすめします。

また、解約することを前提としてKINTOを利用したいのであれば、解約金フリープランを選ぶと良いでしょう。

解約金フリープランだと契約時に申込金が必要になりますが、いつでも解約でき、解約するタイミングを考える必要もありません。自身のライフプランに合わせて契約プランを決定しましょう。

車両破損時は修理費がかかるケースも

KINTOではほとんどの場合、故障修理などの費用がかかりません。

しかし、一部の事故における修理では別途修理費の支払いが必要なケースもあるため注意が必要です。

例えば、バッテリーが上がった場合のバッテリー交換やタイヤがパンクした際のタイヤ交換など、自然発生の故障についてはKINTOのメンテナンスサービスの対象です。

しかし、自然発生ではなく、故意・過失により生じた車両破損に対しては追加料金が必要になります。

車両破損時の自己負担額の上限は50,000円に定められており、それ以上の費用は保険からの負担となります。

前述の通り保険の契約者はKINTOになるため、保険を使用しても等級が下がったり月々の支払額が増えたりすることはありません。

KINTOでは保険以外にも、24時間365日対応可能な専用フリーダイヤルも用意されているので万が一の事故が起きても安心です。

KINTOのメリット

KINTOを利用する際のメリットは大きく以下の3つが挙げられます。

・豊富な取り扱い車種からライフスタイルに合わせて選べる
・月額利用料に消耗品も含まれる
・残価精算無し

それぞれ詳しく解説していきます。

豊富な取り扱い車種からライフスタイルに合わせて選べる

KINTOでは前述の通りトヨタ車、レクサス車合わせて19台(2023年8月現在)を取り扱っています。

通勤や街乗りを目的としたコンパクトカーやアウトドアに適したSUV、ファミリーカーとしてゆったりした乗り心地が魅力的なミニバンなど、ライフスタイルによって豊富な車種から選べます。

人気のため新車購入が厳しいものの、KINTOで取り扱っているという車種もあります。

車種ごとに納車時期、セールスポイントを表でまとめましたので、KINTO利用時は比較してみましょう。

種類車種名納車時期セールスポイント
コンパクトカールーミー2〜3ヶ月程度コンパクトサイズながらもゆとりのある頭上で乗り降りも楽チン。
コンパクトカーヤリス1.5〜2ヶ月程度ドライブの楽しさと低燃費の両方を兼ね備えた一台。
コンパクトカーアクア1.5〜2ヶ月程度約10年ぶりのフルモデルチェンジで更に燃費性能が向上したコンパクトカー。
セダン・ワゴンプリウスU 1.5~2ヶ月程度、Z/G 7~9ヶ月程度スポーティなデザインに進化し新たなハイブリッドシステムを採用した大人気車種。
セダン・ワゴンカローラ ツーリング1.5〜2ヶ月程度広々としたラゲージスペースはシートアレンジで大容量スペースを確保することも可能。
ライズ1.5〜2ヶ月程度小型SUVで小回りも良くアウトドア好きにおすすめの一台。
ヤリス クロス1.5〜2ヶ月程度コンパクトSUVの中でトップクラスの燃費性能にして利便性の高さも両立。
ハリアー2〜3ヶ月程度クーペスタイルが非常に美しい洗練された上質なSUV。
ランドクルーザー プラド1.5〜2ヶ月程度オフロードでも問題ない走破性とダイナミックな存在感が印象的な車種。
クラウン3〜4ヶ月程度これまでの伝統的なデザインからかけ離れた全く新しいクラウン。
ミニバンノア3〜4ヶ月程度老若男女から人気を集めるミニバンのニュースタンダードとして迫力のあるデザインに。
ミニバンヴォクシー3〜4ヶ月程度先進安全装備が豊富に搭載されたスタイリッシュなミニバン。
ミニバンシエンタ1.5〜2ヶ月程度愛着の湧くデザインでファミリーカーとしての利便性もバツグン。
ミニバンアルファード6ヶ月〜洗練されたエクステリアデザインで高級感に磨きがかかった一台。
ミニバンヴェルファイア9ヶ月〜独創的で攻めたデザインが印象的な迫力満点のミニバン。
レクサス車種UX4ヶ月程度デザイン性と乗り心地を兼ね備えたコンパクトクロスオーバー。
レクサス車種NX4ヶ月程度走り・デザイン・先進技術が刷新されドライビングや乗り心地に磨きがかかった次世代LEXUS。
レクサス車種RX4ヶ月程度Lexus Driving Signatureを進化させ上質な乗り心地を実現した重厚感のあるSUV。
レクサス車種IS4ヶ月程度スポーティな走りやドライバーの操作性を追求したスポーツセダン。

月額利用料に消耗品も含まれる

KINTOでは前述の通り、月額利用料に消耗品も含まれています。

車に乗る機会が増えるほど、故障や消耗品交換の頻度が高くなっていくものですが、KINTOの利用料金は月々定額なので心配無用です。

具体的には以下のような消耗品が月額料金に含まれています。

消耗品メンテナンス期間
エンジンオイル15,000km、または1年
エンジンオイルフィルター15,000km
タイヤ残溝2mm程度
補機バッテリー3年程度、または必要に応じて交換
エアクリーナーエレメント
ワイパーゴム
ウィンド・ウォッシャー液
エアコンフィルター
ブレーキパッド
ブレーキシュー
ブレーキライニング
ブレーキフルード
各種電球
各種電池(電子キー・カードキー等)
メンテナンスノートまたは取扱説明書に記載の距離・期間・摩耗および劣化状況等により必要

また、車検やメンテナンス整備もトヨタディーラーで行います。

非メーカーが運営しているカーリース会社などではディーラー点検が受けられないため、整備の面で見てもKINTOを利用するメリットと言えます。

消耗品の交換はもちろんトヨタのメンテナンス基準で行われるため安心ですし、代車を用意してもらうことも可能です。

残価精算無し

KINTOでは契約満了時に残価精算する必要が無い点がメリットです。

カーリースや車のサブスクには、契約者とリース会社で残価を決めるオープンエンド方式と、契約終了時の残価精算を行わないクローズドエンド方式という2種類の契約方法があります。

KINTOでは残価精算する必要の無いクローズドエンド方式が採用されています。

一般的なカーリース会社では、契約満了時に車を返却する際に査定し、契約時に設定していた残価と査定額から精算しますが、KINTOはその必要がありません。

月々の支払いが定額だったのに契約満了で大きな出費が増えることを危惧してカーリースや車のサブスクの利用を躊躇している方もいるかと思いますが、クローズドエンド方式を採用しているKINTOならその点も安心です。

ただし、事故による車両の傷や凹み、走行距離を超過したことによって追加精算が発生する可能性があるので、クローズドエンド方式は契約を遵守した上で成り立っていることを念頭に入れておきましょう。

KINTOのデメリット

KINTOを利用する際のデメリットは大きく以下の3つが挙げられます。

・制限事項がある
・走行距離の超過精算
・車両の買い取りができない

カーリースや車のサブスクを初めて利用する人が知らないデメリットもあると思うので、詳しくチェックしておきましょう。

制限事項がある

KINTOで車を利用する場合、制限事項があるので注意が必要です。

KINTOは車のサブスクのため、車の利用が目的であり車を所有するわけではありません。

自家用車であれば当たり前ともいえるペットの同乗や車のカスタム、電子タバコを含む車内での喫煙などもKINTOでは認められていません。

サーキット走行など、車の価値を低下させる恐れのある行為も禁止されていて、それらの行為は追加精算の対象になるため、あくまで借り物であるという意識で車を利用することをおすすめします。

逆に、違法改造に該当しないものや後付け可能なディーラーオプション、取り外し後も車に損傷がない市販用品であれば後付けしても問題ありません。

走行距離の超過精算

カーリースや車のサブスクでは走行距離制限が設けられており、KINTOもまた例外ではありません。
KINTOの場合、ひと月あたり1,500kmの制限になります。

3年契約だと54,000km、5年契約で90,000km、7年契約で126,000kmとなっていますが、車の走行距離は1年で10,000kmが目安とされているため、通勤や街乗りで利用するレベルのカーユーザーにとっては制限と感じるレベルではないでしょう。

走行距離を超過した場合は追加精算の対象となります。頻繁に遠出したり、1年で20,000km程度走るような方は走行制限に注意しておくことをおすすめします。

車両の買い取りができない

カーリースや車のサブスクの契約終了時の選択肢として、車を買い取りできるのか気になるところですが、KINTOでは車両の買い取りができません。

競合のサービスで買い取り可能なメーカーもあるため、KINTOのデメリットと言わざるを得ません。

将来買い取りが可能であれば、ある程度自由に扱ってもいいと思えるかもしれませんが、KINTOで車を利用するなら、所有車では無いという意識が必要です。

買取できない点について、トヨタは安全性能や装備などが次々と進化していくため、KINTOを利用者にはずっと同じ車を利用し続けるのではなく、最新の性能を備えた車にアップデートしていってもらいたいという、トヨタ側の狙いがあるようにも考えられます。

買い取り、売却などの手続きには手間もかかりますが、それらの手続きに手間がかからず新しい車を利用し続けられるKINTOは、非常に画期的といえるのではないでしょうか。

まとめ

KINTOの特徴やメリット、デメリットについて解説してきました。

車のサブスクを検討している人の中で、以下に当てはまる場合はKINTOの利用を強くおすすめします。

・トヨタ車の利用を考えている人
・頭金のように契約時にまとまったお金を支払いたくない人
・月々の出費をできる限り定額にしたい人
・WEB上の手続きで契約を完結させたい人
・保険料が高さが気になる若い人や等級の低い人

車を利用するための様々なサービスが増えたことで、購入せずに車に乗るという選択肢が社会に定着してきました。自分に合った形でかしこく車を利用しましょう。

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